2010年11月15日月曜日

dis identify

私の奥に正座して座ってる、着物を着てうつむき加減で少し色気のある古風な女。
その女は旦那様に忠実。
おそらく契りを結ぶ(笑)ときも素直に足を開く女。
従順な女。
彼女の全てがために、彼女の命でもある旦那様。
尽くすことが快感。演歌の花道。
いえいえ、それが美徳でなかったら何がこの世の美でありましょう。

男にとって都合良く創られた人格。いつの時代から?

この女性。従順に見えて実はとってもかたくなに自分の居場所を譲らない。
だって苦労して耐えて、手に入れた地位だもの。
私は妻ですもの。貞節も守ります。
良い結婚をするために処女のふり。
世間なんてなにも知りません。あなたが教えてくださいな。

いない?こんな女が自分の心の、体の奥に。
日本人女性にありがちな条件付け。お母さん、おばあちゃん、ひいおばあちゃん・・・から受け継がれてきたキャラ。
その人格が色んな足止めをするんだよね。

にしても、そのコンプレックスが日本の卑猥なエロスたっぷりの芸術を産み出したのだとも思うからまるで良くないとは言わない。
だけど、その人格に無意識でコントロールされたくはない。

自己同一化しない。
同一化しなければ客観視できて統合できる。

3 件のコメント:

  1. 千駄木時代、古本屋で立ち読みしていた日本の女性史の本で、縄文時代は女性上位で、男性が押し倒されていたと書いてあったように記憶しています。

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  3. 押し倒されるって..... すごいね、縄文時代 。

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