インドの神話って面白いなぁ 。
さて・・・アスラという暴力的で好戦的な炎の神がいました。
彼は非常に長く苦しい修行を続け、いよいよ満願の日を迎えました。
するとそこへブラフマーが現れたのです。
ブラフマーはアスラに言いました
「願いをひとつかなえてやろう」するとアスラは
「不老不死にしてくれ」と言います。
「それは無理だ。違う願いにしろ」ブラフマーは彼の強引な言葉にたじろぎます。
「それなら、オレは女に命を奪われて死にたい」とアスラは言います。
彼は長い修行の果てに想像を絶する力を手にしていましたから、
間違っても女に殺されることはない、と自信を持っていました。
「解った。お前の命は女によって奪われるものとしよう」
ブラフマーはそういい残して消えました。
アスラはこれで不老不死を得たと同じだ、と考え狂気乱舞します。
そして野望である天界の征服をあっさりと果たしてしまいます。
シバをはじめとする天界の神々はアスラの軍の前で、
瀕死の状態にまで追い込まれてしまいます。
キズだらけの夫を見かねたパールバティはドゥルガーになって参戦します。
たちまち多くの敵をなぎ倒しますが、ドゥルガーをもってしても
アスラには歯が立たなかったのです。
しかしドゥルガーはあきらめません
地上におりたち、その両足を2つの山に乗せ、。
そして少しずつ自分のサリーをまくり上げ、ついには輝く秘部をアスラに見せます。
アスラは戦う姿勢をやめ、その姿に目を奪われてしまいます。
次の瞬間、アスラは命をドゥルガーに奪われてしまいました。
こうして平穏は取り戻されたのですが、本当の恐怖はここから始まります。
いくらアスラを倒すためとは言え、自分の秘部をさらしたことに
大変な恥じらいと後悔でドゥルガーの人格は追い詰められていきます。
長く苦しんだ果てに、ドゥルガーの中から黒い姿をした殺戮と恐怖の神「カーリー」が
生み出されるのです。
強く無邪気なカーリーは、ただ純粋に殺戮を繰り返します。
右手には血が滴る剣、第2の右手には三叉戟を持ち、
左手には切り落とした生首や、生首から流れ落ちる血を受け止
める骸骨などを持っている。首には、生首を繋いだネックレス。
裸体を覆う腰巻きは、切り取った手足です (゜ロ゜;)
ドゥルガーから生み出されたカーリーは、手当たり次第に殺戮を繰り返しました。
ところが、こともあろうにこんなカーリーに歯向かう悪魔がいたのです。
彼の名は「ラクタビージャ」
彼には勝算があったのです。彼の血が地上に落ちると、その数だけ
ラクタビージャのクローンができるという特技を持っていました。
そうとは知らずにカーリーはラクタビージャを切り続けます。
次第に彼女の周りは無数のラクタビージャで埋め尽くされてしまいました。
そのことに気づいたカーリーは戦法を変えます。
ラクタビージャを片っ端に丸呑みしはじめたのです。
こうして最後の一体まできれいに飲み込み、ラクタビージャは絶命しました。
血に酔いしれたカーリーは勝利のダンスを踊り始めます。
そのダンスの激しさで、世界は大きく揺れ動き、壊れ始めます。
多くの神々がそれを止めようとしますが、カーリーの力の強さと、
その残虐性に手も足も出せません。しかたなく夫のシバに泣きつくのです。
「なんとかしてくれへんか・・T,T」
「わかった」ということで、シバはカーリーの足元に寝そべり、彼女のダンスの振動を
すべて吸収しました。そのあとカーリーはシバを踏みつけたことに気づき
「ゴメンゴメン。うっかりふんじゃった」ということで舌をペロリと出すのです。
なんとなくカワイイような・・・
さて・・・アスラという暴力的で好戦的な炎の神がいました。
彼は非常に長く苦しい修行を続け、いよいよ満願の日を迎えました。
するとそこへブラフマーが現れたのです。
ブラフマーはアスラに言いました
「願いをひとつかなえてやろう」するとアスラは
「不老不死にしてくれ」と言います。
「それは無理だ。違う願いにしろ」ブラフマーは彼の強引な言葉にたじろぎます。
「それなら、オレは女に命を奪われて死にたい」とアスラは言います。
彼は長い修行の果てに想像を絶する力を手にしていましたから、
間違っても女に殺されることはない、と自信を持っていました。
「解った。お前の命は女によって奪われるものとしよう」
ブラフマーはそういい残して消えました。
アスラはこれで不老不死を得たと同じだ、と考え狂気乱舞します。
そして野望である天界の征服をあっさりと果たしてしまいます。
シバをはじめとする天界の神々はアスラの軍の前で、
瀕死の状態にまで追い込まれてしまいます。
キズだらけの夫を見かねたパールバティはドゥルガーになって参戦します。
たちまち多くの敵をなぎ倒しますが、ドゥルガーをもってしても
アスラには歯が立たなかったのです。
しかしドゥルガーはあきらめません
地上におりたち、その両足を2つの山に乗せ、。
そして少しずつ自分のサリーをまくり上げ、ついには輝く秘部をアスラに見せます。
アスラは戦う姿勢をやめ、その姿に目を奪われてしまいます。
次の瞬間、アスラは命をドゥルガーに奪われてしまいました。
こうして平穏は取り戻されたのですが、本当の恐怖はここから始まります。
いくらアスラを倒すためとは言え、自分の秘部をさらしたことに
大変な恥じらいと後悔でドゥルガーの人格は追い詰められていきます。
長く苦しんだ果てに、ドゥルガーの中から黒い姿をした殺戮と恐怖の神「カーリー」が
生み出されるのです。
強く無邪気なカーリーは、ただ純粋に殺戮を繰り返します。
右手には血が滴る剣、第2の右手には三叉戟を持ち、
左手には切り落とした生首や、生首から流れ落ちる血を受け止
める骸骨などを持っている。首には、生首を繋いだネックレス。
裸体を覆う腰巻きは、切り取った手足です (゜ロ゜;)
ドゥルガーから生み出されたカーリーは、手当たり次第に殺戮を繰り返しました。
ところが、こともあろうにこんなカーリーに歯向かう悪魔がいたのです。
彼の名は「ラクタビージャ」
彼には勝算があったのです。彼の血が地上に落ちると、その数だけ
ラクタビージャのクローンができるという特技を持っていました。
そうとは知らずにカーリーはラクタビージャを切り続けます。
次第に彼女の周りは無数のラクタビージャで埋め尽くされてしまいました。
そのことに気づいたカーリーは戦法を変えます。
ラクタビージャを片っ端に丸呑みしはじめたのです。
こうして最後の一体まできれいに飲み込み、ラクタビージャは絶命しました。
血に酔いしれたカーリーは勝利のダンスを踊り始めます。
そのダンスの激しさで、世界は大きく揺れ動き、壊れ始めます。
多くの神々がそれを止めようとしますが、カーリーの力の強さと、
その残虐性に手も足も出せません。しかたなく夫のシバに泣きつくのです。
「なんとかしてくれへんか・・T,T」
「わかった」ということで、シバはカーリーの足元に寝そべり、彼女のダンスの振動を
すべて吸収しました。そのあとカーリーはシバを踏みつけたことに気づき
「ゴメンゴメン。うっかりふんじゃった」ということで舌をペロリと出すのです。
なんとなくカワイイような・・・
(http://www12.ocn.ne.jp/~painters/okusan.html より転載)
出典元はなんだろうと思って、図書館で探しましたが、こんなに面白いお話をみつけることができず、そのまま個人様サイトから転送させていただきました。
出典元はなんだろうと思って、図書館で探しましたが、こんなに面白いお話をみつけることができず、そのまま個人様サイトから転送させていただきました。