2016年3月15日火曜日

パリ日記 走り書き 〜 ダンス研修とBetty in Paris ③ 〜

朝は、Nina Diplaのダンスクラスに参加。
天窓からの光が明るい、広い板張りのダンススタジオ。
全部で40人くらいの参加者。

神楽坂のセッションハウス、直子クラスでの訓練が生かされ ....
直子さんとはまた違うからだの動き、パリでNinaのボキャブラリーを学ぶことができるなんて、とてもラッキー。クラスの料金は6ユーロ。
日本の3分の1から4分の1の料金なんだよね。 

午後は、今日から5日間のNInaのダンスシアターWSに参加。
ちょっと感激したのが、フレンチロリータの系譜を継ぐあの有名な女優さんも参加してる。ジュリー・デルピーやシャルロット・ゲンズブールと同世代の .....  。わかる?






パリの路地裏は、下水の臭いが時々して、少しインドを思い出す。インドみたいに建物がボロボロでないとしても(それはそれで雰囲気あるのでいいんだけど)、こまめに修繕された古い建物がたくさん残っていて、詩が生まれるような街並み。

日本はなんて画一化された街がほとんどなんだ、と思う。

政治家と結託したゼネコンがお金を作るために、必要のない工事をして古くて美しいものを平気で壊していく。お金が支払われると、今まで愛してたものもすぐに手放す人たち。

(小さな商店を守る法律を変えたのも、元小泉首相のときなんだよね、確か。郵政民営化も許しちゃって、日本をガタガタにしておいて、今更脱原発なんて信用できない。それならその前に一度自分のやったことの意味を国民に説明するべきだと思う。そういうことを知らない国民にも責任があるんだけど。わたしも当時、政治には全然興味なかったので知りませんでした。ただ湾岸戦争の時、久しぶりにTV見て、小泉さんってアメリカの何なの?って画面を通して強烈に思ったことは覚えてる。)

リスクをおかさない人たちは、目先のお金よりも大きなものが、愛を貫くことで返ってくることを知らない。

アーティストは、レジスタンスの力を知ってる人たち。形だけの宗教家と違って、本当の信仰の力を知ってる。

リスクをおかさないから、自分のクリエイティビティーを発揮できず、そのことから生まれてくる自分の恐怖に蓋をする。

古くて価値のあるものがどんどんなくなっていく日本。
なくすものはまだ小さいうちに気づいていきたい。

それが国の規模になり、星の規模にならないうちに。

0 件のコメント:

コメントを投稿