2016年10月29日土曜日

心当たりのない心の痛み 〜ブレスワークでの体験〜

一昨日のブログは、言葉にしてみると後になって気づくこともあって …
火山が噴火して、とか、そこにわたしはあんまり注目してなかったんだけど、後でその意味に気づくと小っ恥ずかしくなっちゃいました。





それで、先日のフィラクのブレスワーク(ブレスとは呼吸のことです。)での自分の体験のことについて、シェアしようと思い書いていると、いろいろと説明が長くなるので端おって ... 。




ブレスワークとは …
(ナチュラルLSDセッションのようなもの?)

(フィラクのは、オショーのワークや質も入ってるのでこの説明が全てではないけど。)




このあいだのワークで体験したのは、「悲しみ」だった。

前半の、本編に入る前のエクササイズ的なタントリック・ブレスのワークからとてもインテンシブだったので、後半の本編はすぐに心の深い部分に届いたみたい。




最初から悲しくて、とても意外だったんだけど、前回みたいに怒りがまた出てくると思っていたのに、その日は悲しみでした。



涙がずっと止まらず、呼吸が深く速くなるほど深い感情に届いていき、その悲しみの間、父親の顔がずっと頭の中に浮かんでた。




どんどん心の奥底から悲しみが湧いてきて、この悲しみは何なんだ、こんなのわたしの人生で経験したことのない悲しみだぞと思いながら、最後は断末魔の叫び声みたいなクレイジーな大声をあげて、「ほんっとにこんな悲しみ、心当たりない …。」と思いつつ、コテっと寝てしまいました。






直観で、これは父親の悲しみを背負って、子供時分に身体で受け止めていたんだろうと思った。



子供は、愛ゆえに両親の苦しみや悲しみを無意識に背負って、大人になってもそれを身体に内包したまま自己同一化してる場合がたくさんあるらしい。

というサイコセラピーの定説に従うと、そういうことだと思う。




それにしても、父親はこんな悲しみをどこで経験したのか、それも疑問。
そこでわたしのマインドは、祖父の戦争体験だろう、とわたしに伝えてくる。(あくまでもマインド。)




昨年、祖父に会った時に、
「美帆に、戦争の話を一度しとかんないかんなぁ。」と言ってたのが、気になってた。祖父が戦争について、自分の体験について口にしたのをその時初めて聞きました。





そう思うと、とてもおじいちゃんに会いたくなって、そんな悲しみ、苦しみを抱えて生きていかないといけない戦争って !
と、いてもたってもいられなくなる。



想像を絶するような、壮絶な感情を体験するんだと思う。




そのおじいちゃんの感情、バイブレーションを、父親が受け継ぎ、それをわたしが受け継いでた。
その悲しみが解放された(少なくとも意識化された)先日のブレスワーク、ということだったんじゃないかな … 。(頭での分析だけど)




今はできる限り、これからは戦争を体験した方のお話を聞きに行きたいと強く思うし
、日本が戦争できる国に、なんて絶対だめ。


一昨日の夢は、このブレスワークの後だったので、やっぱり「息」は「生きる」ことに直結しているなぁと。




フィラクのブレスワークは、月一回なんだけど、行ける時は気の済むまで毎回通いたい。




ブレスワークはMICAさんのリバーシング(生まれる時のことを再体験することからre birthingと呼ばれるらしい)も、かなり強力だったし、インドの村での生活から帰ったばかりの頃は、どうしても呼吸が浅くなってしまう日本での生活の中で、快調な体と呼吸を取り戻すためにAIKOさんのブレスワークセッションも受けに行った。
ドゥワリのタントリック・ブリージングも気持ち良かった。



MICAさんのリバーシングは、父親との関係の大きな転換点にもなったと思う。その話もまた別の機会に。





ブレスワークは、もっと日常生活の習慣の中に取り入れたい。
都会にいても、いつも自然と繋がってる身体でいること、それを取り戻したいなと。




























2016年10月27日木曜日

鬼と三途の川

Dream Balm …
をMaryseのワークショップで作って以来、

昨日も象徴的な夢を見た。

最初の場面は学校 。  
色々、同級生が出てきたり …

学校は山の上にあって、学校を後にして山を下りてる時に
財布を忘れたことに気づく。

取りに戻ってるうちに、辺りは薄暗くなっていき(途中、母くらいの年代の女性二人に会う)
長屋の陰で休憩。

後ろを振り返ると、スキンヘッドから2つ皮膚が盛り上がってできたような角があって、全身タトゥー(なんだか全身タイツみたいな)の男がいて。
そんな風貌でもとくに怖い感じはしなくて。

ただ、妖怪とか鬼と、人間の合いの子みたいなヒト。


そのヒトと出会っている時に、すぐ近くでその山の噴火が起こり、溶岩が流れてくる。
逃げなきゃと、そのヒト?鬼?と一緒に逃げる。

途中に川があり、
わたしはそこを渡ろうと言うけど、その男は渡りたがらない。

その間に、その男の可愛がってるチワワに黒い巻き毛が生えたような犬が、溶岩に当たって死んでしまう。

わたしは川を渡ろうと思うんだけど、その男は川沿いを山の奥の方へ行ってしまう。




そこで目が覚めた。



考えてみると、最近タロットでよく出るな〜 と思ってたカードは



0 愚者 のカード



自由とか「生きる」とか、関係性に縛られないとか、そういう意味のカード。
このカードのヒトも角を持ってて、角は生の喜びとエクスタシーの神バッカスの象徴 ということ。
(参照:直感のタロット by マンガラ ヒルソン)


夢の中の川は何なんだろう〜
と思っていた時に、ふと浮かんだのが
「三途の川」…

わたしは意識のどこかのレベルで、もしかしたら死にたがってるの部分もあるのかもしれないなぁ

という洞察。

そして「生きよう」とする意識。(アニムスが連れて行こうとしてるのは、『生』だと思う。)


このあいだの、ブレスのワークで体験したことも繋がってるなぁ と。

2016年9月29日木曜日

蟹 ♋︎

Maryse のWSで作った  Dream Balm を、
毎晩つけて眠るんだけど ....

お肌がとってもヘルシーになった気がする。




そしてきになる夢。

最近、蟹さんの夢を見ました。
縁側をバックに、お庭を大きな朱色の蟹さんが横切るユメ。

蟹 ?

と思ってたけど

近頃よく出るカード ....  





カニさんがいます 💜






それだけでした。
だってシェアしたかったんだもの 😃


魂からの、ささやかだけど深いメッセージ ....     なのでした。


 

2016年9月16日金曜日

おっぱいの夢、とアウトサイダー ... (a dream of tits and the outsider)

おっぱい の夢。

乳首がのびた女性 が、こちらに微笑みかけながら温泉を漂ってる。乳首がのびたのが気になるよりも、胸の膨らみが安心感を与えてくれる。



場面変わって、遠くの方で2人の女の友達が仲良く戯れてる。1人は歳上の女性。わたしは、遠くから見てるだけで中に入っていけず。



また場面変わり、同じ布団で母親が寝ていて、「ここで思いっきり泣いたらいいのよ。」って、わたしに向かって言ってる。
ちょっと照れくさかったけど、わたしが子どもの頃よりも、明らかに痩せた母の胸の中に抱かれた ....      夢。



目が覚めて、一瞬何が起こったのか、夢だったのかと思って、涙が止まらず ...    母の痩せた胸が悲しかったのと、母に愛されてる実感がうれしかったのと ....     深く癒された夢でした。母を大切にしたい、もっと会いに行こうと思った。



近頃タロットをひいて、3回のうち2度登場して気になってたのが
アウトサイダー」。





その絵を見て思い出すのが、1度こどものころ母親に、うちのドアの鍵を閉められて入れずにショックだったこと。どうして母の気に障ったのか理由もわからず、後から入ろうとした私の前でドアは閉まって開かなかった。


たぶん、もう少し大人になった時に理解できたことだと思うけど、私が母親だったらきっとショックにちがいないことを言ってしまったことが、理由だったんだと思う。子供のわたしには、何の悪意も悪気もなかったけど、若い母にとってとても傷つく言葉だったんだろうな、と思う。

子供のわたしは公園でひとりブランコして、暫くしてうちに帰った。


アウトサイダー』のカードが出ると、その時の心象風景と重なるんだけど、あんまりピンと来なかった。


特に最近このカードが出るのも、何となくわかるけど、何で今なんだろう って思ってた。

だけど、今朝その夢を見て、何だかスッキリ。



今でも、その時のことが潜在的にわたしの心に影響してることを示してくれた、今朝の夢。入っていきたいのに、遠くから見てる感じ ...  。



昨日は、今仕事でお世話になってる歳上の女性とあることがあって、寝る前に、私って今まで、その女性に限らず、歳上の女性には色々と助けてもらってきてるな ぁ  って考えていました。


愛されてるのに、愛されてないと思ってしまう、心のクセ。



ただ、異性との関係や、エクスタシーの深さに関しては、母親を部屋から追い出すことが必要になることもあるようですが(象徴的に、または夢の中で)、それは母性というものの二面性ゆえのことだと思います。


アウトサイダー』のカードについての解説には、こんなことが書かれています。


【このカードの幼い子どもは、門の一方の側に立ち、門の向こうを見ています。彼はとても幼く、通り抜けられないと信じ込んでいるために、門を縛っているチェーンには鍵が掛かっていないのを見ることができません——ただ開ければいいだけなのに。


 「とり残された」、あるいは締め出されたと感じるときはいつでも、この、幼い無力な子どもだという感覚が湧いてきます。この感覚は、もっとも早い幼年期の体験に深く根づいているのですから、驚くほどのものではありません。


 問題なのは、それがあまりにも深く根づいているために、私たちの生において、テープのように何度も何度も繰り返し再生されてしまうことです。


 あなたには今、そのテープを止めるチャンス——とにかく自分は受け容れられ招き入れられるには「充分」ではないのだと考えて、自分を苦しめることをやめるチャンスが訪れています。この感覚の過去の根を認め、古い痛みを去らせましょう。


 そうすれば、門を開け、自分がもっともそうなりたいと望んでいたものへと入って行くにはどうすればいいのかがわかる明晰さがもたらされます。】

OSHO禅タロット より
Copyright © 2012 Osho International Foundation




夢は、象徴香り、そして色、形、数字、鉱物や植物というものと協力して、魂のことばを私達に伝えてくれるものだと思います。

明日のマリーズのワークショップでは、様々な象徴の描かれたタロットと香りを使って、じぶんの魂の秘密と繋がるDream Balmを作ります。

みんなそれぞれ、どんなBalmができるのか、とても楽しみだな ☆






ワークショップのお申し込みは、FBメッセージ またはmiho.somekawa@gmail.com  までご連絡ください。直接来ていただいても大丈夫です ♪     明けて今日ですから 🌝


『マリーズのDream Balm作りと ドラゴンダンス WS 』


ちなみに以下、解説の横ページに書かれてるOSHOの言葉です。



【だから、あなたは、自分はアウトサイダーだと感じている。これはいいことだ。これは一時的な地点だ。今度は、痛みと惨めさで自分を満たしてしまわないように気をつけなければいけない。


 今となっては、神はもうそこにいないのだから、いったい誰があなたを慰めてくれるかね? あなたにはどんな慰めも必要ない。人間は大人になった。男であるがいい、女であるがいい。そして、自分自身の足で立つことだ……。

 存在とつながる唯一の道は、内側に向かうことだ。というのも、そこで、その中心で、今でもあなたはつながっているからだ。あなたは母親と肉体的にはつながりを断たれてしまった。その断絶は、あなたをひとり立ちした個人にするために絶対に必要なことだったのだ。だが、あなたは宇宙から切り離されているわけではない。


 宇宙とのあなたのつながりは、意識のつながりだ。それを見ることはできない。だから、あなたは大いなる覚醒、油断のなさ、観照をもって、深く降りて行かなければならない。そうすれば、そのつながりが見つかる。ブッダがそのつながりだ!】

Osho God is Dead: Now Zen is the Only Living Truth Chapter 3

2016年6月27日月曜日

7/2,3 Israel 政治ジャーナリスト Michal Kaphra 上映会+トーク


Screening a documentary film about Fukushima 『36views of Fukushima』and talk session by guests and Michal Kaphra who is a journalist but also a director of films from Israel.




イスラエルからドキュメンタリー監督、ミハル・カフラが来日、福島についての映画の上映会、そして様々なゲストを招いてのトークセッションを開催します。

ミハルは、政治ジャーナリストでもあり、最近はシリアからの難民を受け入れているイタリアの村でドキュメントを撮っています。


今回上映されるMichalの作品は、とてもリアリスティックでありながら詩的な映像なので、心の奥深くに印象が沁み渡るような映画です。避難区域やその周辺の普通の人々の、3.11後の異常事態での生活や、そこで生まれる人々の表情から見えてくる様々な感情 .... とても親近感が湧いてきて、今まで知らなかったことがたくさんあって、知ろうとしなかったことに心が痛みます。

ミハルが写す映像は、まるでそこで起こる出来事よりも背後にある、大きな時間の流れも映し出す、そんな感じもします。


今回は、ちょうど夏の参院選の前後に滞在ということで、日本の政治のとても重要な局面を取材、撮影してドキュメンタリー映画にするということもあり、トークセッションでも内容の濃いものになるに違いありません .... 。


お問合せ、お申し込み:miho.somekawa@gmail.com


7/2(土) 19:00〜
①【ミハルによるイスラエル情勢についてのお話】
・イスラエルの、現ネタニヤフ政権について
・イスラエルでの市民革命、デモのこと
   昨年の左派(99%の庶民)による大規模デモの話など

・日本、そして世界のオルタナティブな政治について
・7/10 投票日の参議院議員選挙について

ゲスト:船橋淳  他 交渉中

7/3(日)
②【政治とメディア、放射能汚染について】


10:30~12:00:ミハル、石丸偉丈

................................................................
13:00~14:30:ミハル、烏賀陽弘道

日本とイスラエルの報道において、それぞれの国でのタブーや政権からかかる圧力とはどのようなものがあるのか。
そして、3.11後の福島に何度も訪れ、取材しているお二人に、
日本でなかなか報道されない避難区域での人々の生活や、福島第一原発の現状をお話いただきたいと思います。

................................................................
14:45~15:30:ミハル、広海ロクロー(skype出演)
他 交渉中

③【36views of Fukushima 上映とトークセッション】
15:45〜18:15
トークゲスト:鎌仲ひとみ


参加費
①②③ 全て参加 .... 5000円(要2ドリンクオーダー になります♪)
①②③ それぞれ .... 2000円(要1ドリンクオーダーになります♪)

当日は、ベジーな食事や手作りスウィーツもご用意☆




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

国際的な政治ジャーナリストのミハルとゲストのトークセッションの中で、日本の政治について何らかの打開策への閃きが得られることも期待しています。


ドキュメンタリー映画『36 views of Fukushima』
(ミハル監督の3.11後の福島についてのドキュメント映画)






【Michal Kaphra(ミハル・カフラ)プロフィール】

ジャーナリスト/ドキュメンタリー映像監督
Tel Aviv大学 フィルムアート・マスメディア専攻卒業 1990年、NYUコミュニケーション/マスメディアへ国費留学助成金を授与。 過去10年に渡り最も著名なジャーナリストとしてイスラエル最大新聞紙である「Maariv」に政治コラムを 出筆。また、イスラエル国営放送CH.1で多くの報道、ドキュメンタリー番組を制作。イスラエルで最も賞 賛されるドキュメンタリー映像作家でありジャーナリストである。全ての作品はCH1イスラエル国営放送と Channel 8のテレビ局で放送され、その他数多くの世界的な権威ある映画祭で上映される。

【ゲスト プロフィール】
石丸偉丈(いしまる・ひでたけ): 
1972年、兵庫県生まれ。兼業主夫として家事や育児に励むかたわら、保育や教育関係の仕事に従事。3.11以降は、子どもを被ばくから守るための活動を開始する。2011年12月には、東京都国分寺市で市民放射能測定室「こどもみらい測定所」を開設する。現在までに、食品、土壌併せておよそ2000検体以上を測定。2013年より、全国各地の市民放射能測定室のデータを集約して公開する「みんなのデータサイト」事務局長を務める。

烏賀陽弘道(うがや・ひろみち):
ジャーナリスト。1963年京都市生まれ。86年京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。5年間の新聞記者生活を経て、91年から2001年まで『アエラ』編集部記者。同誌では音楽・映画などポピュラー文化のほか医療、オウム真理教、アメリカ大統領選挙などを取材。03年にフリーランスになり書籍を中心に執筆活動を続けている。3・11後は岩手県、青森県、福島県の津波被災地で取材したほか、福島県に通い続けて原発災害の実態を記録している。『原発難民』(PHP新書)、『福島原発事故 未完の収支報告書 フクシマ2046』(ビジネス社)など多数。最新作「福島第一原発 メルトダウンまでの50年」は、5年間にわたる調査報道の集大成。

広海ロクロー(ひろみ・ろくろー)
1965年東京生まれ、北海道を経て京都に移りイベントの企画に携わる。1992年から7回渡米し先住民居留地での核実験やウラン採掘の問題を通して映画 「ホピの予言」制作グループに参加。平和と環境を考えた企画を始め、自転車発電や天ぷら油で動く車を制作し、エコイベントにも多数出展。福島原発事故で放射能汚染の実態を知り、安全な食べ物を提供する「NONベクレル食堂」を開店、2014年に店を移し「ノンベクキッチン ホテヴィラ」として開店。一年前の京都市議会選挙で奮闘

舩橋 淳 :映画監督
1974年大阪生まれ.映画作家.東京大学教養学部卒業後,ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアルアーツで映画製作を学ぶ.処女作の16ミリ作品『echoes』(2001)がアノネー国際映画祭で審査員特別賞・観客賞を受賞.第二作『Big River』(2006)はベルリン国際映画祭.釜山国際映画祭等でプレミア上映された。またニューヨークで時事・社会問題を扱ったドキュメンタリーの監督。2005年にはアルツハイマー病に関するドキュメンタリーで米テリー賞を受賞。文筆活動としては、キネマ旬報、ユリイカ、世界などへ文芸批評を寄稿。10+1(INAX出版、芸術批評誌)「Flower Wild(www.flowerwild.net、映画批評誌)で、映画論考の連載を受け持った。また「全貌フレデリック・ワイズマン アメリカ合衆国を記録する」(岩波書店)では、アメリカ最大の映画作家の全作品についてインタビューを担当した。

2012年「フタバから遠く離れて」で、初めてドキュメンタリー映画を監督。ベルリン国際映画祭でワールドプレミアされ、音楽を担当した坂本龍一とともに登壇。世界に向け、フクシマの窮状を訴えた。世界40カ国以上で劇場された。2012年度キネマ旬報文化映画第7位。同名著作『フタバから遠く離れて』(岩波書店)も出版。同スピンオフ作品「放射能 Radioactive」は、仏Signes de Nuit国際映画祭でエドワード・スノーデン賞を受賞。
2013年春、劇映画『桜並木の満開の下に』は監督作として4作連続ベルリン国際映画祭へ正式招待の快挙を成し遂げた。主演は臼田あさ美、三浦貴大、高橋洋。製作はオフィス北野。イラン、国際都市映画祭審査員特別賞受賞。近作には他に、小津安二郎監督のドキュメンタリー「小津安二郎・没後50年 隠された視線」(2013年12月NHKで放映)、「フタバから遠く離れて 第二部」(2014, ベルリン国際映画祭正式招待)など。

現在、新作「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY OF NMB48」(2016, DCP, 120分)が劇場公開中。香港国際映画祭、韓国チョンジュ国際映画祭など国外の上映も続いている。

監督ブログ:   http://cowtown11211.wordpress.com/


鎌仲ひとみ:映像作家

早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー映画制作の現場へ。
90年最初の作品「スエチャおじさん」を監督、同年文化庁の助成を受けてカナダ国立映画制作所へ。
93年からNYのペーパータイガーに参加して メディア・アクティビスト活動。
95年帰国以来、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。
主にNHKで「エンデの遺言―根源からお金を問う」など番組を多数監督。
2003年ドキュメンタリー映画「ヒバクシャー世界の終わりに」を監督。
国内外で受賞、全国400ヶ所で上映。
2006年「六ヶ所村ラプソディー」は国内外800ヶ所で上映。
2010年「ミツバチの羽音と地球の回転」も全国600ヶ所での上映に加え、フランス・ドイツ・オーストラリア・インド・アメリカ・台湾など海外でも上映が進んでいる
2011年度全国映連賞・監督賞受賞。
2012年DVD「内部被ばくを生き抜く」発売開始。国内外800ヶ所で上映。
2014年現在、新作「小さき声のカノン-選択する人々」撮影中。
多摩美術大学非常勤講師。

著作に「ヒバクシャ ドキュメンタリーの現場から」「六ヶ所村ラプソディー ドキュメンタリー現在進行形」共著に「ドキュメンタリーの力」「内部被曝の脅威」「今こそ、エネルギーシフト」「原発の、その先へ-ミツバチ革命が始まる」など。

監督website: http://kamanaka.com/
Screening a documentary film about Fukushima 『36views of Fukushima』and talk session by guests and Michal Kaphra who is a journalist but also a director of films from Israel.

イスラエルからドキュメンタリー監督、ミハル・カフラが来日、福島についての映画の上映会、そして様々なゲストを招いてのトークセッションを開催します。

ミハルは、政治ジャーナリストでもあり、最近はシリアからの難民を受け入れているイタリアの村でドキュメントを撮っています。


今回上映されるMichalの作品は、とてもリアリスティックでありながら詩的な映像なので、心の奥深くに印象が沁み渡るような映画です。避難区域やその周辺の普通の人々の、3.11後の異常事態での生活や、そこで生まれる人々の表情から見えてくる様々な感情 .... とても親近感が湧いてきて、今まで知らなかったことがたくさんあって、知ろうとしなかったことに心が痛みます。

ミハルが写す映像は、まるでそこで起こる出来事よりも背後にある、大きな時間の流れも映し出す、そんな感じもします。


今回は、ちょうど夏の参院選の前後に滞在ということで、日本の政治のとても重要な局面を取材、撮影してドキュメンタリー映画にするということもあり、トークセッションでも内容の濃いものになるに違いありません .... 。



7/2(土) 19:00〜
①【ミハルによるイスラエル情勢についてのお話】
・イスラエルの、現ネタニヤフ政権について
・イスラエルでの市民革命、デモのこと
   昨年の左派(99%の庶民)による大規模デモの話など

・日本、そして世界のオルタナティブな政治について
・7/10 投票日の参議院議員選挙について

ゲスト:船橋淳  他 交渉中

7/3(日)
②【政治とメディア、放射能汚染について】


10:30~12:00:ミハル、石丸偉丈

................................................................
13:00~14:30:ミハル、烏賀陽弘道

日本とイスラエルの報道において、それぞれの国でのタブーや政権からかかる圧力とはどのようなものがあるのか。
そして、3.11後の福島に何度も訪れ、取材しているお二人に、
日本でなかなか報道されない避難区域での人々の生活や、福島第一原発の現状をお話いただきたいと思います。

................................................................
14:45~15:30:ミハル、広海ロクロー(skype出演)
他 交渉中

③【36views of Fukushima 上映とトークセッション】
15:45〜18:15
トークゲスト:鎌仲ひとみ


参加費
①②③ 全て参加 .... 5000円(要2ドリンクオーダー になります♪)
①②③ それぞれ .... 2000円(要1ドリンクオーダーになります♪)

当日は、ベジーな食事や手作りスウィーツもご用意☆




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国際的な政治ジャーナリストのミハルとゲストのトークセッションの中で、日本の政治について何らかの打開策への閃きが得られることも期待しています。


ドキュメンタリー映画『36 views of Fukushima』
(ミハル監督の3.11後の福島についてのドキュメント映画)






【Michal Kaphra(ミハル・カフラ)プロフィール】

ジャーナリスト/ドキュメンタリー映像監督
Tel Aviv大学 フィルムアート・マスメディア専攻卒業 1990年、NYUコミュニケーション/マスメディアへ国費留学助成金を授与。 過去10年に渡り最も著名なジャーナリストとしてイスラエル最大新聞紙である「Maariv」に政治コラムを 出筆。また、イスラエル国営放送CH.1で多くの報道、ドキュメンタリー番組を制作。イスラエルで最も賞 賛されるドキュメンタリー映像作家でありジャーナリストである。全ての作品はCH1イスラエル国営放送と Channel 8のテレビ局で放送され、その他数多くの世界的な権威ある映画祭で上映される。

【ゲスト プロフィール】
石丸偉丈(いしまる・ひでたけ): 
1972年、兵庫県生まれ。兼業主夫として家事や育児に励むかたわら、保育や教育関係の仕事に従事。3.11以降は、子どもを被ばくから守るための活動を開始する。2011年12月には、東京都国分寺市で市民放射能測定室「こどもみらい測定所」を開設する。現在までに、食品、土壌併せておよそ2000検体以上を測定。2013年より、全国各地の市民放射能測定室のデータを集約して公開する「みんなのデータサイト」事務局長を務める。

烏賀陽弘道(うがや・ひろみち):
ジャーナリスト。1963年京都市生まれ。86年京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。5年間の新聞記者生活を経て、91年から2001年まで『アエラ』編集部記者。同誌では音楽・映画などポピュラー文化のほか医療、オウム真理教、アメリカ大統領選挙などを取材。03年にフリーランスになり書籍を中心に執筆活動を続けている。3・11後は岩手県、青森県、福島県の津波被災地で取材したほか、福島県に通い続けて原発災害の実態を記録している。『原発難民』(PHP新書)、『福島原発事故 未完の収支報告書 フクシマ2046』(ビジネス社)など多数。最新作「福島第一原発 メルトダウンまでの50年」は、5年間にわたる調査報道の集大成。

広海ロクロー(ひろみ・ろくろー)
1965年東京生まれ、北海道を経て京都に移りイベントの企画に携わる。1992年から7回渡米し先住民居留地での核実験やウラン採掘の問題を通して映画 「ホピの予言」制作グループに参加。平和と環境を考えた企画を始め、自転車発電や天ぷら油で動く車を制作し、エコイベントにも多数出展。福島原発事故で放射能汚染の実態を知り、安全な食べ物を提供する「NONベクレル食堂」を開店、2014年に店を移し「ノンベクキッチン ホテヴィラ」として開店。一年前の京都市議会選挙で奮闘

舩橋 淳 :映画監督
1974年大阪生まれ.映画作家.東京大学教養学部卒業後,ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアルアーツで映画製作を学ぶ.処女作の16ミリ作品『echoes』(2001)がアノネー国際映画祭で審査員特別賞・観客賞を受賞.第二作『Big River』(2006)はベルリン国際映画祭.釜山国際映画祭等でプレミア上映された。またニューヨークで時事・社会問題を扱ったドキュメンタリーの監督。2005年にはアルツハイマー病に関するドキュメンタリーで米テリー賞を受賞。文筆活動としては、キネマ旬報、ユリイカ、世界などへ文芸批評を寄稿。10+1(INAX出版、芸術批評誌)「Flower Wild(www.flowerwild.net、映画批評誌)で、映画論考の連載を受け持った。また「全貌フレデリック・ワイズマン アメリカ合衆国を記録する」(岩波書店)では、アメリカ最大の映画作家の全作品についてインタビューを担当した。

2012年「フタバから遠く離れて」で、初めてドキュメンタリー映画を監督。ベルリン国際映画祭でワールドプレミアされ、音楽を担当した坂本龍一とともに登壇。世界に向け、フクシマの窮状を訴えた。世界40カ国以上で劇場された。2012年度キネマ旬報文化映画第7位。同名著作『フタバから遠く離れて』(岩波書店)も出版。同スピンオフ作品「放射能 Radioactive」は、仏Signes de Nuit国際映画祭でエドワード・スノーデン賞を受賞。
2013年春、劇映画『桜並木の満開の下に』は監督作として4作連続ベルリン国際映画祭へ正式招待の快挙を成し遂げた。主演は臼田あさ美、三浦貴大、高橋洋。製作はオフィス北野。イラン、国際都市映画祭審査員特別賞受賞。近作には他に、小津安二郎監督のドキュメンタリー「小津安二郎・没後50年 隠された視線」(2013年12月NHKで放映)、「フタバから遠く離れて 第二部」(2014, ベルリン国際映画祭正式招待)など。

現在、新作「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY OF NMB48」(2016, DCP, 120分)が劇場公開中。香港国際映画祭、韓国チョンジュ国際映画祭など国外の上映も続いている。

監督ブログ:   http://cowtown11211.wordpress.com/


鎌仲ひとみ:映像作家

早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー映画制作の現場へ。
90年最初の作品「スエチャおじさん」を監督、同年文化庁の助成を受けてカナダ国立映画制作所へ。
93年からNYのペーパータイガーに参加して メディア・アクティビスト活動。
95年帰国以来、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。
主にNHKで「エンデの遺言―根源からお金を問う」など番組を多数監督。
2003年ドキュメンタリー映画「ヒバクシャー世界の終わりに」を監督。
国内外で受賞、全国400ヶ所で上映。
2006年「六ヶ所村ラプソディー」は国内外800ヶ所で上映。
2010年「ミツバチの羽音と地球の回転」も全国600ヶ所での上映に加え、フランス・ドイツ・オーストラリア・インド・アメリカ・台湾など海外でも上映が進んでいる
2011年度全国映連賞・監督賞受賞。
2012年DVD「内部被ばくを生き抜く」発売開始。国内外800ヶ所で上映。
2014年現在、新作「小さき声のカノン-選択する人々」撮影中。
多摩美術大学非常勤講師。

著作に「ヒバクシャ ドキュメンタリーの現場から」「六ヶ所村ラプソディー ドキュメンタリー現在進行形」共著に「ドキュメンタリーの力」「内部被曝の脅威」「今こそ、エネルギーシフト」「原発の、その先へ-ミツバチ革命が始まる」など。

監督website: http://kamanaka.com/