2012年11月18日日曜日

安部芳裕さんのお話会『衆院選挙までに私たちができること』


安部芳裕さんのお話会

『衆院選挙までに私たちができること
〜TPP参加阻止!日本に国民参加の政治を取り戻す!〜』



 選挙まであと約一週間、私達には何ができるでしょうか。人と会うこと、話すことが今とても大切なんじゃないかと思います。TPPのこと、政局のこと、この国の未来、私達の人権に関わることを真剣に考えること、話し合うことで、それについて興味のない人達も「なになに?」って関心を示してくれるようなこともあるんじゃないかな、と思います。
 安部さんのお話になることは、マスメディアの利権の都合上、ほとんど表に出てこない情報です。真実はとてもドラマチックです。本当の情報が隠されるからこそ、政治や経済に興味を持てない、そしてそれは投票率が低い状況を作り出す一因になっているのではないか、とも思います。
ぜひ、この日のお話会に参加して、そして選挙前一週間、周りの方々にお話会で聴いたことをお伝えになってみたください。きっと、「なになに?」って好奇心を持ってくださることと思います。

☆激動の政局を読み解く!

☆日本の政治に口出しするアメリカの手を読む!次の一手をどう打ってくる?

反TPP、脱原発、反消費税増税を掲げる候補者を選挙で応援する。

☆自分の住んでる選挙区から立候補する議員さんのことを知ろう。
  (コチラのサイトからもご自分の住んでいる選挙区から立候補されている「TPP、原発、増税」に反対されている議員さんの情報を入手できます。)


☆TPPについての情報はどうして公開されないのか。

☆なぜ経団連はTPP参加を推し進めるのか。

☆遺伝子組み換え食品を世界に輸出する企業“モンサント”と経団連。

☆TPPと原発と増税を推進する本当の理由とは?

☆なぜアメリカは日本をTPPに参加させたいのか。

☆TPPはなぜ必要ないのか。TPPに参加しないほうがいい理由。

☆福島第一原発の、“冷温停止状態”というウソ。


☆選挙までに周りの人や議員さん達にどのような働きかけができるのか。



お話 安部芳裕さん
〈プロフィール〉




 
日時:12/6 木曜日 18:15開場 18:30〜21:45
丸ノ内線東高円寺駅下車徒歩5分または新高円寺駅下車徒歩7分)
料金:500円
 ♡お茶とお菓子付き

お申し込み:miho.somekawa☆gmail.com (☆を@に替えて)まで
      または、Twitter account まで→ https://twitter.com/miho_tw
                       【企画 恋と革命 実行委員会】


先日、11月14日の野田首相の衆議院解散の発表は、TPP参加を強引に推し進めようとする経済界(そしてその背後にはウォール街)の圧力があってのことでしょう。


TPPが国益のためだという推進派の立場で今回の国会でのやり取りを見れば、なんとかつじつまは合っているかのように見えるかもしれないですが、TPPについてほんの少しでもお勉強して知識を持って見てみると、民主党の野田首相と自民党の安倍晋三代表のやり取りは、あらかじめ決められたシナリオの存在する茶番劇のようにしか見えません。


もちろんTPP慎重派の議員さん達は、この野田首相の解散宣言は「TPP参加をムリヤリ決定するための政権交代が意図されている。」と、そうならないように今必至に動いてくださっています。

「11月東アジアサミットでのTPP交渉参加表明を阻止する超党派議員・国民集会」→http://www.hatoyama.gr.jp/activity/detail.php?id=140

国民の命と暮らしを守るため、それらを脅かしている一番の責任者である野田総理と千葉4区で闘う決心を致しました。お支え頂いた群馬4区の皆様、心からお詫び申し上げます。消費増税廃止、原発ゼロへ、TPP参加反対の政策とともに、福祉と社会保障の充実を軸に命懸けで頑張ります。




ブログ「財務省の意向通り野田総理が衆議院を解散」を書きました。私も奈良県2区(生駒市・生駒郡(平群・三郷・斑鳩・安堵)・大和郡山市・天理市・山添村・都祁(奈良市の一部))から衆議院選挙に立候補する予定です。http://d.hatena.ne.jp/NakamuraTetsuji/20121116



                              (などなど・・・Twitterより)


TPPは国益のためだ、というのは嘘なのです。
なぜかというと、自由な経済活動のための規制緩和と言われていますが、そもそも関税よりも為替変動の方が貿易に与える影響は大きいのが実態だそうです。

そして規制が緩和されて(原発のように安全基準のあいまいな)遺伝子組み換えの食品や種子が制限なしに市場に出回ることになったり、医療や金融の自由化がなされると、様々な公共サービスが壊され民営化され、私達の生活の中に今まで必要のなかったアメリカの金融資本が入り込んでくることになります。

TPPは、深刻な金融問題を抱え、失業率も高く混迷状態にあるアメリカの都合のいい市場を、日本に形成するためのものだと言えると思います。


〈TPPは異常な契約〉
(TPPパンフ/アジア太平洋資料センター制作 より引用)

TPP問題で国際的な論陣を張っているニュージーランド・オークランド大学の    
ジェーン・ケルシー教授がアメリカの市民運動かやジャーナリストなどと協力して
編集した『No Ordinary Deal 』(Unmasking the Trans-Partnership Free Trade 
Agreement=「以上な契約TPP」)という本でTPPの本質を次のようにいっています。

そもそもトレーディングアグリーメント(通商条約)と銘打っていること自体が
誤解だ。TPPは輸出入がメインの協定ではそもそもない。TPPの中核部分は
参加国の国内政策をTPPによって改変することにある。その背後にはワシントンでうごめいているアメリカの各業界のロビイストたちがいる。たとえばアメリカの製薬業界はTPP協定国の保険医療行政を米製品の売り込みに都合のいいように変え、食品管理の基準や知的財産権についても同様にアメリカにとって都合のいい形に参加国を変えていくことになるだろう。

その恐るべき局面はひとたびTPPに参加してしまったら、TPP協定に反する規制をした場合、海外の投資家から政府が訴えられることも可能になることだ。その裁判も当事国の国内法廷ではなく、WTOや世界銀行による法廷で行われる。こうなると、一国の国内政策もなしくずしにされてしまう。選挙で改革を望んでもTPP協定に反する政策は不可能となる。

(日刊ベリタ2011年2月5日「TPPを考える一冊〜ジェーン・ケルシー著『異常な契約TPP』(No Ordinary Deal)~」から)




では、なぜ日本の経団連を中心とした経済界のトップ達はTPP参加に積極的なのでしょうか。
もちろんそういうアメリカの企業の窓口になっているという理由もありますが、日本の企業に融資している銀行の総本山が、やっぱりアメリカの経済をお金で支えている銀行の、手のひらの上にあるからです。(この辺のことはもっと安部さんの著書を読ませていただいておべんきょしないと、複雑なお金のしくみはまだまだ理解不足です・・・。けれど情報は隠されているだけで、世の中が今のようになったのにはちゃんと原因があり、誰かがこのゆがんだ資本主義社会のしくみを創って維持していることは確かなのです。)

昨年の3.11の震災後に見えてきた日本の政治の在り方は、人の命よりも経済が優先であるということ・・・。
原発もTPPも問題の根は同じです。
12.16の衆議院選挙で、もしほとんどの企業の組織票が支える自民党が政権を握ってしまったら、原発についても、日本国内の食料や医療や地域の経済についても、全て一部の企業の都合で国民の声など無視されるような政治的決定が行われ続けることになるでしょう。


そうならないように、行動を! 実際に私達国民が動けば、状況は変わると思います。
ただ、今は動いていないだけで・・・。

                                     ねっ★

2012年11月11日日曜日

衆院選挙までに私達ができること

(取り急ぎFBより転載。また近々詳しくまとめます。)

今日の国会前のデモ、わたしは行けなかったけど(申し訳ありません。)、雨の中大勢の人が集まって声を上げてくれたみたいです。

近々行われる衆院選挙では、私達がどの議員さんがどんな考えを持たれているのかを知ること、そしてそれだけじゃなくて、投票日の前に脱原発、反TPP、反増税の意志を持った議員さん達に、どのくらいの票が集まるのか、
直接国民の声を伝えることが選挙の成功の鍵みたいです。

選挙の前に、どの政党、どの議員さんがどういうスタンスなのかを調査、そして民意を政治家に

届けるための活動をされてるグループのweb siteのリンクをシェアします。


project99% https://project99.jp/vote/step1.html


そして以下は今日の国会前に届けられた坂本龍一さんのメッセージです。

〈今日の国会前デモに届いた坂本龍一さんからのメッセージ(twitterより)〉
「原発以外にも色々な問題があるが、『諦め』が一番恐い。選挙時の意思表示だけでなく、こうして声を上げ続ける事も必要。核廃棄物問題…いずれ廃炉にせざるを得ない。コストは国民が負担する事に。これからも地道に声を上げていきたい」
「ベルリンの壁崩壊につながるデモは、最初は100人規模だったけど、7年続けて崩壊に至った」


次の衆議院議員選挙はとてもとても重要なので、この国の未来にとってたくさんの人が意識することが必要なんじゃないかと思います。